現存天守閣・12名城めぐり福井・丸岡城) .


(福井県坂井市)   


全国で現存する12の天守の中で最も古い天守閣を持つ丸岡城



天守閣石垣のそばには、徳川家康の重臣本多作左衛門重次が陣中から妻に宛てて送った手紙・・・日本一短い手紙の元となった「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」という石碑が建てられている。
「お仙」とは後の丸岡城主本多成重(幼名.仙千代)のこと。





天正4年(1576年)、柴田勝家の甥・柴田勝豊が築城した平山城。
全国で現存する12の天守の中で最も古いもの。

外観は上層に望楼を形成して通し柱がなく、一層目が二層三階を支える特異な建築法を採用している。
また、軒下や壁面が白木造りとなっていて、さらに屋根は石瓦で葺かれている。

丸岡城は、桜の名所としても知られており、城を取り巻く約400本の桜が開花した様は、霞の中に城が浮かんでいるように見えることから、別名「霞ヶ城」とも呼ばれており、さくら名所100選にも選ばれている。

最も古い天守閣


現在の丸岡城は堀も埋め立てられて
天守以外には何も残っていませんでした

天守南側



天守2階の急階段

天守2階


天守3階からの城下町



天守内部は急な階段となっています


日本一短い手紙のコンテスト

本多作左衛門重次が陣中から妻に宛てて送った手紙・・・日本一短い手紙を元に
毎年、丸岡町では「新一筆啓上賞」として、心のこもった短い手紙を募集しています。


思わずほろっとするものもあります

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