城下町てくてく歩き(龍岡城) .
城を訪ねて、てくてく旅

(長野県・佐久市)
 



龍岡城五稜郭
星形要塞(ほしがたようさい)は、15世紀半ば以降のイタリアで発生した築城方式。


星形
洋式城郭の五稜郭といえば、まず、函館五稜郭が思い浮かびますが、実は、もう一か所あります。それが、龍岡城五稜郭です。
昭和9(1934)年5月1日に国史跡に指定されました。

三河奥殿藩大給(おぎゅう)松平家は、三河のほかに佐久に領地を持ち陣屋を置いていました。
幕末の世の中の動きの変化に11代藩主乗謨(のりかた)は、信州に本拠を移すことを計画し、江戸幕府の許可を受け星形要塞式の新陣屋建設を決めました。
元治元(1867)年に着工して慶応3(1867)年に完成しましたが、明治維新があって明治5(1872)年に城は取り壊しとなってしまいました。
現在は、濠と石垣、御台処が場内に残されています。

詳細は、下記の案内板をご覧ください







龍岡城跡


龍岡城枡形跡




案内図


龍岡城の資料館が併設されている

佐久市歴史の里・五稜郭であいの館
↓ 館内展示 ↓




稜堡(りょうほ)突端部
星形の外に向かって突き出した角の部分の稜堡突端部に砲台を設けることにより、死角がなくなり、どの方面からの攻撃に対しても対応できるようになっている。


 濠幅は約7m。石垣の高さは濠底から約3.5m。


城 内


表門(大手門)


表門図


城内にある田口招魂社



城内にある田口小学校
2023年3月に閉校。解体されるとのこと



御台所櫓

龍岡城の数少ない現存遺構で、築城時は反対側にありました。



展望台へ
星形の城郭を見るために裏山へ登る


後ろの山に展望台があるという。
展望台へは 徒歩で上り30分、下り20分

登り口
私は山歩きが趣味の一つだが・・・・。


上り30分。しかし、この暑さには参った!

急登もあり嫌気がさしてきた。


ようやく展望台入口へ到着

展望台へ到着


展望台からの龍岡城五稜郭
函館五稜郭の約4分の1の大きさ


龍岡城縄張り

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